では、その急性の腰痛 (ギックリ腰) に対してどのように「対処」すれば良いのでしょうか?
「腰痛は湿布や痛み止めでは治らない」をお読みになった方はお分かりでしょうが、
冷やす、安静にする、湿布や痛み止めを使う
というのは、あくまでも応急処置で、それで腰痛 (ギックリ腰) が良くなるわけではありません。
それらの方法を取っていれば急性の炎症は通常3日ほどで治まるので、一時的には痛みが治まれば「治った」とされますが、それが間違いの元なのです。
一時的に痛みが治まることで「治った」としてしまうから、「ギックリ腰はクセになる」のです。
痛みが静まっても、ギックリ腰は治っていません!
なぜなら、ギックリ腰が起こる要因である筋肉のこわばりや収縮が残っているからです。
このような状態では、いつギックリ腰が再発するか分かりません。
また、絶えず腰のことを気遣って、「椅子から立ち上がるときには、机を手についてそっと立つ」
とか、
「自動車や電車での長距離移動にはいつも心配がつきまとう」とういうような状態がずっと続くことになります。
「治る」というのを我々は、
ギックリ腰が再発せず、腰を気遣って生活しなくても良い状態が継続する
ことと、定義しています。
「こんなことをしたら、またギックリ腰にならないだろうか?」とか、
少し痛みを感じただけで「ギックリ腰になったらどうしよう」などのように、
腰の事を心配せず、ギックリ腰のことを全く意識しなくても生活できるようになって初めて
「治った」
と言えるのではないでしょうか?
それには、
ポイント
- 「ギックリ腰を起こすメカニズム」に関わる筋肉のロック (拘縮) を元に戻し、
- 筋肉のロック (拘縮) よって作られている「身体の歪み」を正し、
- 「筋肉のこわばりや収縮」を引き起こす姿勢や生活スタイル、食生活、内臓機能の低下、運動の仕方から物事の考え方に至るまで、再発を防ぐためのアドバイスを受け、
- そして必要であれば、定期的に身体のケアを継続することが大切です。
そこまでやって初めて、
「ギックリ腰が治るためのお手伝いをした」
と言えると思います。
原因をちゃんと突き止めずに「なにか理由はよくわからないけど、とりあえず痛みが引いたからこれでイイかな?」と、解決した事にしてしまったらどうでしょう?
また同じ事が起こる可能性が高いと思いませんか?
ギックリ腰は、「とりあえず」の応急処置で痛みが取れているのを「治った」としてしまうから「クセになる」のです。
原因を取り除き、アフターフォローをちゃんとすれば再発もしませんし、「一生、腰の事を気遣いながら生活する。」などということも無くなります。
しつこいようですが、もう一度言います。
もし、あなたがギックリ腰の後遺症で腰痛が慢性化しているなら、腰痛の原因となっている筋肉のロック (拘縮) を解除してあげる必要があります。
筋肉のロック (拘縮) は、筋肉や関節に無理な力がかかった時に起こります。
強くロック (拘縮) した筋肉は、自然に元の状態に戻ることはなく、時には数十年も縮んだままということもあります。
筋肉のロック (拘縮) は、揉んだり、叩いたり、温めたり、引っ張ったりしても解除されません。
ですから、一般的に行われる方法ではなかなか腰痛が改善できないのです。
もちろん、痛み止めや湿布では決して筋肉のロック (拘縮) は解除されません。
むしろ、患部の血流を悪化させることで、ロックをより固定化させてしまう可能性が高いと考えられます。
エイド・ステーションの施術法「ミオンパシー」は、ギックリ腰の原因となっているロック(拘縮)した筋肉を、痛みや身体に負担のない優しい方法で次々とゆるめていきます。
このページをお読みなっているあなたが、ギックリ腰の後遺症の慢性腰痛で悩まれていて「早く良くなりたい」「腰痛から解放されたい」と思っていらっしゃるのなら、一度「エイド・ステーション」の施術を受けてみて下さい。
「あの苦悩の日々は一体何だったんだろう?」というくらい、あっさり腰痛から解放されることでしょう。
《エイド・ステーションでの実際の施術風景》