2018/06/07

肩こりの原因と解消法

 

この記事を書いている人 - WRITER -
自然整体院エイド・ステーション院長。
ミオンパシー上級コース修了。
整体施術の仕事が楽しくて仕方がない人。症状が重い患者さんほどやりがいを感じて燃える超理論派。身体が良くなって喜ぶ患者さんの姿を見るのが、何ものにも代えがたい幸せ。生き方はシンプルがモットー。趣味はトライアスロンと写真を撮ること。座右の銘「人事を尽くして天命を待つ」

意外に多い、本人が気づいていない肩こり症

当院では腰痛や下肢痛など、
比較的ひどい痛みで来院される方が多いので、
肩こり程度ではあまり来られないのですが、
肩こり症の人も腰痛症の人に負けず劣らず多いです。

肩こりと腰痛はセットみたいなもので、
自覚のあるなしにかかわらず両方持っている人が多いのです。
(「腰痛が楽になったら肩こりに気が付く」ということが良くあります。)

なぜ「自覚のあるなし」と言うかというと、
痛みやコリはそれを起こしている所(患部)から、
神経を通じて脳に信号が行って「痛い」とか「こってる」と認識されるのですが、
脳は信号の強い順番から受け取ります。

例えば、腰から来る痛みの信号が、
肩こりの信号よりも強い場合、
肩こりの信号は後回しにされます。

肩こりですから、
腰痛が改善されると肩こりが出現ということも珍しくありません

その辺りをちゃんと説明しておくか、時間が許せば肩も少し緩めてあげると、
「腰痛は楽になったけど肩こりになった。」
なんてことにはなりません。
(実際の現場では、腰痛施術に時間がかかる場合が多く、なかなか肩の施術まで手が回りませんが、、、(泣))

腰痛が楽になったので、肩こりの症状が出てきた
というのが正確な表現です。

これとは逆に「肩」の方が自覚が強く、腰に自覚がない場合もあります。

これも調べればすぐ判りますので、腰を先に施術する事が多いです。

肩こりで来られたのに、自覚があまり無かった腰が意外とひどかったので、
「肩は次回に」ということもあります。

というわけで、肩こりの方の肩だけを触っても、その場しのぎにしかならない事も多いのです。

昔から良く行われてきた「肩たたき」や「肩もみ」も、
されている時は気持ちいいんですが、しばらくすると戻ってしまう事が多いです。

そうして腰が改善したとします。

ここから本題です。

肩は何故こるのでしょう?

これも腰と同じ物理的要素精神的要素などが絡み合っている事が多いのですが、
直接関係する物理的要素としては、
背中・肩・首・腕・胸の筋肉などの過緊張(強張り)があります。

これらが何故強張るのか?

については、体の痛みがドンドン消えていく秘密で詳しく述べていますのでご覧になって下さい。

肩こりで肩の筋肉が関係するのは判るけど、
肩こりに背中や腕がなぜ関係するの?

まず、背中の筋肉で影響が大きいのが広背筋で、
これは腕の付け根から骨盤まで拡がっている、
背中で最も大きい面積の筋肉です。

この筋肉は腕を後ろや下に動かす役目をします。

これが強張ると、肩を下に引っ張ります。

そうすると、肩の筋肉(一般的には上部僧帽筋)は、
バランスをとるために肩を上に上げようとします。

 

それで、肩の筋肉が疲れて乳酸などが溜まり、
鬱血して神経などが圧迫され、凝りを感じる
のです。

広背筋が強張って縮んでいる人は、
寝てても起きててもリュックサックをかついでいるようなものです。

「だから、肩が凝って当たり前」です。

他には肩甲骨周りの筋肉も、強張ると肩甲骨の動きを妨げる事になりますから、
肩に負担をかける事になります。

後の首や腕、胸の筋肉なども肩関節に繋がっていますので、
大胸筋・三角筋など、肩周辺の動きが悪くなり、凝りに繋がります。

 

これらの筋肉が、体の痛みがドンドン消えていく秘密で触れた、腰の筋肉と同じように強張ってしまうと(シートベルトの仕組み)、揉んだり叩いたりしても完全にはほぐれません。

それどころか、あまり強く刺激してしまうとあとで余計に強張ってしまいます。
「肩たたき」や「肩もみ」が肩こりを慢性化させると言われてもいます。

簡単ではありますが、これが肩がこる物理的理由です。

 

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自然整体院エイド・ステーション院長。
ミオンパシー上級コース修了。
整体施術の仕事が楽しくて仕方がない人。症状が重い患者さんほどやりがいを感じて燃える超理論派。身体が良くなって喜ぶ患者さんの姿を見るのが、何ものにも代えがたい幸せ。生き方はシンプルがモットー。趣味はトライアスロンと写真を撮ること。座右の銘「人事を尽くして天命を待つ」