腰痛、膝痛、肩痛、股関節痛、背中痛、首痛、、、
慢性痛にもいろいろありますが、
慢性痛が「治る」って、どういうことなんでしょう?
先日、ある女性患者さんと施術時に交わした会話です。
この女性患者さんは、過去に何度もギックリ腰を繰り返し、
常に腰をかばいながら日々の生活を送られていました。
二年半ほど前からエイド・ステーションに通い始めて、
すっかり良くなった今でも、月に一度は施術を受けに来てくださります。
[aside type="boader"]『この前、同じ職場の人が「腰がすごく痛い」って辛そうに言ってたんだけど、そういえば自分もそんな時期があったなぁって思い出しました。気づいたら治ってたって感じですね。』[/aside]
「気づいたら良くなってた」
これ、エイド・ステーションでの典型的な改善パターンなんです。
基本的に[keikou]慢性痛は、長い時間をかけて少しづつ悪くなっているので、
良くなるのも時間をかけて少しづつ[/keikou]なんです。
でも、改善へ向けて着実に前進します。
で、「気づいたら良くなってた」なんです。
たまに「たった一回の治療で劇的に良くなった!」「ゴッドハンドだ!」
なんてのを目にしますけど、本当にそれが正しいのか疑問です。
施術を通じて思いますのは、
[aside type="boader"]簡単に手に入ったものは、簡単に失う。
すぐに良くなったものは、またすぐに悪くなる。[/aside]
ということです。
とは言え、患者さんができるだけ早くラクになるよう、
施術では全力を尽くしますけどね。
現代人の大勢は「いますぐ欲しい病」という重い病を抱えています。
私も同様です(笑)
しかし、こと健康に関することは、焦らず、本質を見失わないようにしたいものです。
「尾張津島藤まつり(天王川公園)April 26, 2018」