腰を反らすと痛い。
腰を曲げると痛い。
こんな症状が出て、日に日に痛みが増し、だんだんガマンできなくなって治療へ通うも、その場では良くなった感じはするが、時が経つとまた元の腰痛持ちに戻ってしまう、なんていう経験をしていませんか?
その理由は、従来の腰痛治療が腰痛の原因を正しく把握しておらず、根本の問題を解決できていないからなのです。
それではこの先、慢性腰痛の根本原因を探っていきましょう。
大腰筋拘縮型腰痛について
大腰筋拘縮型腰痛とは、「仰向けで寝ると腰が浮いてしまう」とか、「イスから立ち上がる時に腰が痛む」などの自覚症状に代表される大腰筋という腰部の筋肉が縮んだタイプの腰痛です。
実際、慢性腰痛を患っている方のざっと9割くらいは、このタイプにあてはまります。
では大腰筋がどこにあるのか見てみましょう。上のイラストのように、背骨の「腰椎」という部分から骨盤の前を通り、股関節をまたいで太ももの骨にくっついている筋肉です。
主な働きは「股関節を曲げる」ことで、階段をのぼるときに膝を持ち上げる動作を想像していただくと、お分かりいただけると思います。
大腰筋が縮んだタイプの腰痛かどうかを判断する、10のチェックポイントを以下に記載しましたので、ご自身に当てはまるかどうか確認してみてください。
大腰筋拘縮型腰痛10のチェックポイント
チェックポイント
- 少し長くイスに座っていると、立ち上がるときに腰が伸びにくい、または腰が痛む。(特にソファのように腰が沈み込むイスに座ったあとにその傾向が強い)
- 長い時間立っていると腰が痛くなってくる。
- たえず腰がだるい、または重い。
- 中腰の姿勢で腰が痛くなりやすい。
- 背筋を真っすぐ伸ばして立つ、または座るのがつらい。(猫背気味にしているのがラク)
- 仰向けに寝ると背中が浮いて、手やタオルをそこに入れたくなる。
- 寝るときは横向きで股関節を曲げて寝るのがラク。
- 朝、起床時に腰が固まっていてなかなか起き上がれない。動かすと痛む。
- 下腹が出ている。
- ヒップが下がっている。
上記に当てはまる項目が多い方の腰痛は、立った姿勢から身体を後ろに反らせる(伸展)ようにすると、腰に痛みが出ます。
あるいは、股関節を曲げた(屈曲)状態から伸ばそうとすると、腰に痛みが出ます。
このような腰痛の場合、大腰筋だけでなく股関節を曲げる(腰を曲げる)ほかの筋肉もあわせてロック(筋肉が持続的に固く縮んでロックしていること=筋拘縮)している場合がほとんどです。
筋肉のロックを解除する整体法=ミオンパシー
エイド・ステーションの腰痛施術では、腰痛の真の原因となっている固く縮んでロックした筋肉をゆるめ、筋肉の機能を改善することによって腰の痛みを改善していきます。
このページをご覧になって、ご自身の腰痛が「大腰筋拘縮型腰痛」にあてはまると思われた方は、一度「エイド・ステーション」の整体を受けてみてください。
私の触診を受けるだけでも、ご自身の大腰筋の悪さに驚かれることまちがいありません。
当院でおこなっている新手技療法「ミオンパシー」は、10年以上も前から「慢性腰痛の最大の原因は大腰筋にある」ことに注目し、大腰筋に対して適切なアプローチをしているという点がこの整体法の特長です。
大腰筋がゆるんで本来の長さにもどり、筋肉の機能が改善された時の腰の軽さや痛みの無さの感動を、一人でも多くの方に体験していただきたいです。
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身体に負担をかけず効果の高い新手技療法「ミオンパシー」について|整体
もくじ1 整体法「ミオンパシー」の概要1.1 ミオンパシーとは1.2 ミオンパシーはどんな施術?1.3 なぜミオンパシーで筋肉がゆるむのか?1.3.1 筋肉のロックを解除するミオンパシー1.4 ミオン ...
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「ミオンパシー」は、筋筋膜性疼痛症候群研究会(MPS研究会)を主催するドクターからも認められた整体法です。
ミオンパシー創始者・いぎあ☆すてーしょんの松尾毅総院長がMPS研究会の第一回会合にて実演施術した結果、「医者が認めた整体」というお墨付きをいただいたという経緯があります。
しっかりとした科学的理論に基づいた整体法だからこそ、本当に痛みをなくしてあげたいという善意の医師の賛同を得ることができました。
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筋肉のロックと痛みのメカニズム
もくじ1 筋肉のロックは慢性痛の始まり1.1 筋肉を守るためのしくみ1.2 筋肉をまもる装置 筋紡錘1.2.1 筋紡錘の仕事1.2.2 勤勉な筋紡錘1.3 筋肉のロックによって痛みが起こるしくみ 筋肉 ...
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<実際の大腰筋をゆるめる施術風景>